バーナンキは正しかったか?リーマンショック
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IN FED WE TRUST Ben Bernanki's war on the great panic.
<教訓>
貧しい人々は小さな幸せでも満足を覚える。強欲で傲慢な人々は近視眼的な欲望を満たすために滅亡を早める。
★グレートパニックの主因は破綻必至の住宅ローン関連証券に踊った強欲な金持ちや経営陣にある。
自分の支払い能力を超える家を低所得者に買わせ、複雑な仕組みの住宅ローン証券にして高利回りを宣伝し投資家を煽った。
つまり亜米利加発の不良債権が世界の金融を震撼させた。
★FRB議長を退任後、グリーンスパンは850万ドルを手にした。しかし、やがて起こる大恐慌の前触れには気付いていなかった。
★バーナンキは打てる手は全てうつという手法でパニックを収めようと手を尽くした。
?インフレ率(2%)の安定化では不十分であり、実質的なGDPの成長と生活の安定を優先すべきである。
?財政政策の役割と効果(金融緩和、低金利、企業減税)は極めて限定的である。
?財政規律と金融規制は大多数の人々の生活安定をめざすべきである。強欲な金持ちや企業を支援する政策は滅亡を招きかねない。
?企業は己の欲望を満たすためにあるのではなく、社会や人々に安定をもたらすことに価値を見いださなくてはならない。
★では、日銀総裁の対応は正しかったか?
?総裁の顔は誰に向いていたのか。
一部の政治家や企業に向いていたのではなかったか。
?誰のための低金利長期継続か。
バブル崩壊後の長期低金利は無節操な金融機関救済には役だった。しかし、預金者の利益とはならなかった。
?景気回復の兆しも無い低・中所得者へ劇薬(消費増税 8%,10%)は長年の無策(借金国政1千兆越え)を糊塗するだけに過ぎない。
▲金持ちは己自身や取り巻きの利益しか考えない。
アルバム: f4fうさぎ1
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