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2013_0813_151441_01_急行|宝塚

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阪急5100系電車
昭和46年から昭和54年にかけて90両造られた阪急電車で最初に本格的に造られた通勤冷房車です。
私鉄各社ともこの時期から競って通勤電車の冷房化に踏み切り、
同世代の電車としては京阪2400系(S44〜)、近鉄8600系(S48〜)、南海7100系2次車(7121以降:S45〜)
阪神7001・7401形(S45〜)と同世代の電車になります。

阪急は慎重で、まずS45に当時神戸線用の最新形式だった5000系の8編成目以降を別形式の冷房試作車として25両製造して思念運用したのち、この5100系を本格的に製造しました。
5100系は神戸線の5000系をベースにした5200系とは異なり、各線に冷房車が均等に配分できるよう神戸線・宝塚線・京都線共通設計が採用されました。
5000系以前は、神戸線宝塚線と京都線では架線電圧が異なり、直線的な神戸線とカーブの多い宝塚線で運転条件も異なっていたので、車体は共通化できても電装品はバラバラでした。
それがS43から神戸高速鉄道を介して山陽電車や阪神電車と相互直通することが決まり、神戸線と宝塚線の火炎電圧が600V→1500Vに昇圧されたことで,3線の電圧が1500Vに揃いました。
そして1500V専用として造られた神戸線用の電車が5000系になります。
5000系(170kwモーター)以前の神戸線用の2000系(150kwモーター)や3000系(170kwモーター)には、宝塚線用にモーターの出力を落とした2100系(100kwモーター)と3100系(120kwモーター)がありましたが、5100系では140kwモーターにし、神戸線と京都線では電動車の比率を上げることで各線で使えるようにしました。
このようにして登場したのが5100系電車で当初は神戸・宝塚・京都の各線に配置されました。

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