カロライナインコが絶滅 1918年2月20日
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アメリカ、オハイオ州のシンシナティ動物園で飼われていた「インカス」という名のオスが死に、カロライナインコは完全に絶滅した。
【絶滅の経緯】
カロライナインコ(Conuropsis carolinensis)は、インコ目インコ科に属するインコの一種で、アメリカ合衆国東半部に2つの亜種が生息していた。
大陸にヨーロッパからの移民が進出して果樹園を作り始めると、カロライナインコは害鳥として駆除の対象になった。ペット用としての捕獲、羽根飾り・食用の狩猟も行われ、次第に数が減っていく。
1870年代以降、増殖の試みも行われたのだが成果を見ず、開発による森林の減少もあって1904年に野生では絶滅。そして1918年2月20日、シンシナティ動物園で飼われていた最後のカロライナインコが死亡し絶滅した。
【カロライナインコ】
頭部はオレンジ色と黄色、首から下は緑色。
バージニア州〜フロリダ州〜テキサス州東部〜イリノイ州の広大な範囲に生息していた。
木の実を主食とし、巣は大木の穴に作った。
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ちょっと紛らわしいので、補足説明をしておくと・・・
:絶滅したのは「カロライナインコ」で、キャロライン洋子さんではない。
:キャロライン洋子さんの兄は黒沢浩さんで、名前からは二人が兄妹との想像が難しい。
:「シンシナティ」とはアメリカオハイオ州にある都市の名前で、「新中国茶」ではない。
:「ノースキャロライナ」という不二家のソフトキャンディがあったが、こちらは、1994年頃を最後に絶滅している。
:実は、同じ不二家のソフトキャンディ「ソフトエクレア」の方が美味しいのだが、人に買い物を頼むと、なぜかみんな「ノースキャロライナ」を買ってきてしまう。
:一般に「ソフトエクレア」も絶滅したと思われているが、不二家創業100周年記念として2010年9月に現代版が復活し、現在でも販売されている。
写真は、中国上海「洪鴻茶藝館」。
シンシナティー(新中国茶)など、様々な種類の茶葉を売る店。
(↑文中に嘘がありそうなので注意)
5〜6人ぐらいが座れるテーブルに、中国小姐が一人。
彼女に茶のいれ方を教えてもらい、小さな茶碗に一杯だけ試飲をさせてもらう。
ここでは「工芸茶」と呼ばれ、グラスに置いて湯を注ぐと花が開く、見た目がとても美しい茶と、棒状の苦丁茶(一葉茶)を土産に買ってきた。
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